強迫観念

徳島県 徳島市

そら整体整骨院(療術院)櫛渕です。

強迫観念と痛みの関係

─ 真面目で頑張りすぎる人ほど、なぜ痛みが長引くのか ─

■ ① 強迫観念とは?

強迫観念とは、

「頭では分かっているのに、不安や心配が止まらない状態」

『また痛くなったらどうしよう』

『この動きをしたら悪化するかも』

など、実際よりも“危険”や“不安”を強く感じてしまう傾向があります。

この思考が続くと、身体の痛みをさらに増幅させます。

■ ② 強迫観念と痛みがリンクする理由
● 理由1:脳が“危険信号”を強く出す

心配が続くと、脳は常に危険だと勘違いします。

すると、痛みを抑える力(痛みのブレーキ)が弱まり、逆に痛みを増幅させるスイッチが入りやすくなります。

● 理由2:身体が緊張して血流が悪くなる

過度の不安 → 呼吸が浅くなる → 全身が力む

この流れで、痛みは治まりにくくなります。

とくに肩・首・腰まわりは、人の不安を一番反映しやすい部位です。

● 理由3:“痛みへの集中クセ”がつく

痛みを気にしすぎると、

脳は「痛みを探すクセ」を覚えてしまい、実際の痛み以上に気になるようになります。

■ ③ 真面目で頑張りすぎる人ほど陥りやすい理由

 

以下 こんなタイプの患者さん

● ① ミスしたくない・迷惑をかけたくない

→ 小さな痛みでも「悪化したらどうしよう」と過剰に反応してしまう。

● ② 我慢強い

→ 本当は休めば良いのに無理を重ね、ある日“限界”が来る。

● ③ 責任感が強い

→ 自分の身体の不調にも「ちゃんと治さないと」とプレッシャーをかける。

● ④ 完璧主義

→ 痛みが「ゼロでないと不安」になり、逆に治りが遅くなる。

これらの特徴は、普段の仕事では長所なのに、

身体の不調が出た時には“回復を妨げる要因”になることがあります。

■ ④ 体の不調が続く人の「思考のクセ」

痛みが長引く人には、次のような共通するパターンがあります。

● クセ1:「痛み=悪化」と決めつける

実際は治る過程で痛みが出ることも多いのに、

不安が先走ってしまう。

● クセ2:「原因を完璧に知ろうとする」

痛みの背景は複合的なことが多いのに、

“1つの答え”を探し続けて焦ってしまう。

● クセ3:「少し痛い=治っていない」と思う

本来は70〜80%の回復で日常は十分なのに、

完璧を求めすぎてしまう。

● クセ4:痛みを探す

無意識に「また痛くないかな?」と確認してしまう。

→ その確認行動が痛みを強める。

● クセ5:自分の身体に厳しすぎる

「もっと頑張れ」「普通の人はできてるのに」

と、身体にムチを打ってしまう。

■ ⑤ 改善のためのポイント
● ① 不安は“悪いもの”ではなく、ただの反応

「不安が出て当然」

と説明するだけで安心し、痛みが緩みやすくなります。

● ② 完璧に治そうとしない

「まずは7割でいいです」

と言うと、患者さんは急に肩の力が抜けます。

● ③ 身体を“安心モード”に切り替える

深呼吸、胸郭を広げる施術、軽い運動が即効性あり。

● ④ 痛みの“意味づけ”を変える

「痛みは悪ではなく、回復のサインのこともある」